だから、初めて「すらら」にログインした時に「どうやって学習を始めれば良いか分からない・・」って思う人も意外と多いみたい。

この記事を読めば、まずはすららでの学習を正しくスタートすることができます。
初歩的な内容に感じるかもしれませんが、すらら最大の特徴である「無学年式」教材の注意点を正しく理解して、すららを使いこなしていきましょう。
すでにすららでの学習を問題なくスタートすることができていて、「うちの子の場合、どこから学習を進めていけば良いかが分からない」「〇年生の内容をやりたいけど、どこから始めれば良いかが分からない」といった方は、すららコーチに相談していただくか、以下の記事を参考にしてみてください。
1.無学年式教材の注意点
すららの大きなメリットの一つとして、「無学年式教材」であることが挙げられます。
無学年式であることによって、学年を遡って復習することも、今の学年に合わせて学ぶことも、得意な科目はどんどん先へ進めることもできます。
子どものペースに合わせて取り組めるので、学び方を自由に選べることがすららの最大のメリットです。
一方で、自由度が高いというメリットは、裏を返せば「最初からやるべきことが決まっている訳ではない」ということでもあるので、初めてログインしたときに戸惑う方もいると思います。
※入会後に初めてログインしたときの最初の画面
このように、パッと見た感じでは「何をすればいいの?」と困る方も。。
希望すればすららコーチがお子さんの現状や保護者さんの希望をヒアリングしながら目標を設定してくれますが、目標ができるまでの間、まずはこの記事を見ながら実際にすららを使ってみて、少しずつ使い方に慣れていきましょう。
2.初期設定を確認しよう
2-1.手書き機能の設定を確認しよう
すららはインターネット教材なので専用の機材は必要なく、ネット環境があればパソコンでもタブレットでも学習することができます。
そこで確認しておきたいのが、「手書き機能」の設定です。
初期設定は「ON」になっているのですが、パソコンで学習する人は必ず「OFF」にしましょう。マウスで文字を手書きすることもできますが地獄すぎます。。
タブレットの人でタッチペンを使って学習する人は「ON」のままでOKです。手書き機能については、「正しく判定されない」といった声もあるので、手書き機能が使いづらいと感じる人は「OFF」にしましょう。


なお、タブレットで手書き機能を「OFF」にする場合は、外付けのキーボードを推奨しているようです。
「すらら」は、文字入力を伴う問題などアウトプットの多いアクティブな学習スタイルを取っています。タブレットのソフトウェアキーボードももちろん使用可能ですが、外部キーボード(Bluetooth 接続など)の利用を推奨します。
すららネットのHP(推奨動作環境)より抜粋
3.まずは体系図画面から学習を始めよう
3-1.科目とコースを選んで体系図画面に進もう
いよいよ学習を始めていきましょう。まずは画面左下のユニットリストから学習したい科目を選びましょう。今回は例として、小学5年生で分数のたし算・ひき算が苦手な子のケースで説明します。

科目を選ぶとユニットの一覧が出てきますが、分数のたし算・ひき算を学ぶために「小学校高学年」というボタンを押しましょう。

小学校高学年のユニットリストが表示されますが、すららに慣れるためにも一番初めはユニットリストではなく「体系図画面」から選ぶようにしてみてください。

小学校高学年の体系図画面が表示されるので、学んでみたい内容を選んでいきましょう。
体系図画面では、〇学年という表示はなく、各単元の内容がそれぞれのステージにまとめられています。例えば、「ステージ4分数の計算」のステージには、6年生までで習う全ての分数を学ぶことができるので、さかのぼって復習することも、先の学年まで進めることもできます。
まずは、学んでみたい内容が入っていそうなステージを選んで、すららでの学習を始めてみてくださいね。

3-2.まずは1ユニット選んで学習を始めてみよう
では実際に、1ユニット選んで学習を始めてみましょう。今回は分数のたし算を学ぶために「ステージ4分数の計算」を選びます。

次にレッスンを選びましょう。今回はレッスン3「分数のたし算・ひき算」を選びます。

最後に学びたいユニットを選んで「Start」ボタンを押しましょう。分数のたし算・ひき算は全部で4ユニットありますが、始めはすららに慣れることが目的なので一番上のユニットを選ぶと失敗しにくいですよ。

補足(水色枠)ですが、ユニット2-Aのように「鉛筆と動画」のアイコンがついているユニットは、映像授業(レクチャー)と演習問題(ドリル)がセットになっています。
ユニット2-B、2-C、2-Dのようにアイコンがついていないユニットは、ドリルのみ(レクチャーはなし)のユニットになっています。
ユニット2-Aのレクチャーの中でB~Dドリルまでの内容も解説されているので、レクチャーの内容をしっかり聞くようにしてくださいね。
最後にもう一度「Start」ボタンを押せば、すららでの学習をスタートできます。すららのレクチャーはただ見たり聞いたりするだけではなく、途中で問いを投げかけられ、やり取りをしながら進められるようになっています。初めてのすららを是非楽しんでくださいね。



3-3.まとめプリントは印刷して書きこもう
レクチャーの最後には「まとめプリント」のページに進みます。まとめプリントについてはご自宅にプリンタがある場合は印刷して書き込みましょう。
※プリンタがない場合も、ノートに答えを書き込むことで代用できます。



印刷が終わったら、まとめプリントの空欄に答えを書き込みましょう。分からない、忘れてしまった問題は、飛ばして答え合わせの時に確認しましょう。
丸付けが終わったら、いよいよドリル(演習)です。あと少し頑張りましょう!

3-4.ドリルの問題を解けたらユニットクリア!
ドリルに進んだら、問題に答えましょう。計算問題はノートを使って解いて、出た答えを回答欄に入力しましょう。
回答欄をクリック(タップ)すると、答えの入力ができます。キーボードを使って入力することもできますが、画像のように「入力パッド」や「手書き」で入力することもできます。
※分数など、キーボードでは入力できないものもあるので、その場合は「入力パッド」を使いましょう。



ここで注意点なのですが、間違えた問題については必ず解説を確認しましょう。解説を確認することで少しずつ理解が深まり、正答率が上がっていきます。
クリアできない時の三大要因として、
- レクチャーをちゃんと見ていない(飛ばしている)
- レクチャー中の練習問題やまとめプリントを解いていない
- ドリルの解説を確認していない
この3点が要因であることが多いです。中々クリアできない時は、まずこの3つができているか確認してみましょう。

ドリルの問題を解いていくと、画面右のステータスバーが増えていき、100%まで到達するとクリアです。
ある程度の理解度にならないとクリアできないようになっているので、ドリルによっても、解く人によっても問題数が変動します。(間違えが多いとその分問題も増えます)
急いで解くよりも一問ずつ丁寧に解いた方が、結果的に早く終わるので、焦らずじっくり解いてみてくださいね。

見事100%まで到達すると無事クリアです!
時間がかかりすぎたり、理解度が低すぎると「タイムアップ」になってしまいクリアにならないことも。。
先ほどの三大要素(レクチャーちゃんと見る、練習問題ちゃんと解く、ドリルの解説を確認する)をしっかり取り組んで、クリアを目指していってくださいね。


3-おまけ.クリアできたらアチーブエッグを割ろう
初めてすららで1ユニットクリアできたら、アチーブエッグを割ってポイントとアバターをゲットしましょう。
ポイントはマイページやショップでアイテムを購入したり、パートナーを育てたりすることができます。アバターはマイページにてお気に入りのアバターをマイアバターに設定することができます。
すららはお楽しみ要素も満載なので、楽しみながら学習を進めていってくださいね。

4.ユニットリストからの始め方を確認しよう
4-1.科目とコースを選んでユニットリストを開こう
最後にユニットリストからの始め方も確認しておきましょう。
初めは体系図画面からの学習をお勧めしていますが、慣れてきたらユニットリストから選んで進めてもOKです。
体系図画面から学習を進める時と同様、学習したい科目とコースを選ぶとユニットリストが表示されます。

4-2.ステージ、レッスン、ユニットを選んで学習を始めてみよう
ユニットリストが表示されたら、ステージ、レッスン、ユニットを選ぶことで学習を始められます。ここでは、先ほど取り組んだ分数のたし算・ひき算の続きを選んでみることにします。




ちなみにメダルの色は、正答率に応じて以下のように決まります。
金メダル・・・90%以上
銀メダル・・・70%以上
銅メダル・・・60%以上
石メダル・・・60%未満
※小学生低学年コースのユニットにはメダルはつきません。
お子さんによって基準は違ってくると思うので、石メダルが多い子は銅メダルを、銅メダルが多い子は銀メダルを、銀メダルが多い子は金メダルを目指すようにしてみてください。
あくまでモチベーションにつながるように活用してほしいので、「金メダルじゃないからダメ!」といった指摘に使わないようにご注意ください。
ちなみに始めたての人にユニットリストをお勧めしない理由は、ユニットリストでは体系学習のメリットを十分に活用しにくいからです。
例えば、国語(小学生低学年)の文章ステージを1から順番に進めたい場合、体系図画面からだと視覚的に選べますが、ユニットリストではかなり下の方までスクロールしないと選べません。
他にも、中学の理科はユニットリストの上から順番に進めてしまうと、最初のステージがいきなり中3の内容になっていたりします。中1の最初は生物であることが多いですが、体系図画面だと視覚的に選びやすいです。
また、「とりあえず上からやればいいんでしょ?」と適当に選んでしまうと、「難しすぎて無理」「簡単すぎてつまらない」といったことも起きてしまうので、初めてすららで学ぶ人は体系図画面から選ぶようにしてくださいね。
5.まとめ
今回は、すららを始めたばかりの人に確認しておいてほしい部分を解説しました。
・すららは無学年式教材なので自由度が高い→何をすれば良いか分からない人はすららコーチに相談しましょう
・まずは設定を確認→パソコンの人や手書きが合わない人は「手書き機能」をオフにしよう
・始めたての人は体系図画面から学習箇所を選ぼう→ユニットリストは慣れてからがお勧め
・レクチャーやまとめプリント、ドリルの解説をしっかり確認しよう→クリアできない時は基本に立ち返りましょう
すららはできることがかなり多いので、逆に混乱してしまう人も多いと思います。いきなり全てをやろうとしなくて良いので、少しずつすららに慣れていきましょう。
すららコーチやすららのサポートセンターにも気軽に相談してほしいですが、「こんなこと聞いていいのかな。。」と相談しにくい時は、この記事を見ながらすららの使い方を学んでいってくださいね。