「学校の授業に沿って進めたい!」という方に向けて、「教科書対応表」を使って学習する方法をやさしく解説

・すららの使い方はわかったけど、どう進めていけばいい?
・学校の授業で習っている単元はどこで学べる?
・親自身もどこを進めていけば良いか把握したい!

すららは無学年式の教材のため、今学校で習っている内容がどこで学べるかが分からないという方もいらっしゃると思います。
そういった方でもすららコーチにお願いをすれば目標を作ってくれるので、目標作成をお願いしたい場合はすららコーチからの質問に答えて、希望の目標を作ってもらいましょう。

ただ、すららコーチとしてたくさんのご家庭をサポートする中で、「子どものペースで学んでほしいから目標作成は大丈夫です」「親子で一緒に学習を進めていきたい」といった形でご自身で学習を進めていきたいという方も多くいらっしゃいました。

そこでこの記事では、すららをご自身で進めていきたい方に向けて、「教科書対応表」を活用して学校の授業に沿って進める方法をやさしく解説します。

この記事を読めば、すららを使って学校の授業に合わせた学習をご自身でも進めることができます。
「教科書対応表」の見方が分かると、「学校の予習がしたい」「今学校で習っている単元を学びたい」「少し前に学校で習っていた内容が分からなくて復習したい」など、様々な活用の仕方ができるので、是非この記事を参考にして学んでいってくださいね。

「もっと前の学年にさかのぼった復習の仕方が知りたい」といった方は、以下の記事を参考にしてみてください。
・「単元一覧表」を使って、前の学年にさかのぼって復習をする方法(作成中・・・)

目次

1.すららという教材について

すららは従来の学年式の教材とは異なり、体系的に学習することのできる「無学年式教材」という特徴があります。

そのため「小学5年生だったらこれをやれば良い」「中学2年生だったらここから始めてね」といった指示がすらら上ではありません。

同じステージ内でも学年が跨っていることが多いので、ユニットリストや体系図画面を見ただけではどれを選べばよいか分からない場合が出てきます。

例えば、5年生で習う分数のたし算ひき算を学びたい場合、「ステージ4分数の計算」→「レッスン3分数のたし算・ひき算」を選ぶことで分数のたし算ひき算を学ぶことができますが、分数のたし算ひき算はユニット1~ユニット4まであり、そのうちユニット3,4が5年生で習う分数のたし算ひき算になります。

このように画面を見ただけでは、どれを選べばよいか分からないような時があります。

この時に活躍するのが教科書対応表です。5年生で習う内容を正しく選ぶことができますので、学校の授業に合わせた学習をしたい場合は、「教科書対応表」を必ずダウンロードしておきましょう。

2.教科書対応表をダウンロードしよう

まずは「教科書対応表」をダウンロードしましょう。

教科書対応表は「Myすららガイド」からダウンロードすることができます。リンクを押していただくか、すららトップページの右上にある「ヘルプ」画面を押していただくことで、「Myすららガイド」の画面を開くことができます。

「Myすららガイド」を開いたら、「資料のダウンロード」を選択しましょう。

「教科書対応表」や「単元一覧表」のダウンロードページに進むことができます。今回は「教科書対応表」をダウンロードしたいので、少し下に画面をスクロールしましょう。

次に必要な「教科書対応表」を選んでダウンロードします。

今回は例として、「算数(東京書籍)」の教科書対応表をダウンロードする流れを解説します。

学校区分の中から「小学校」選ぶと、教科書会社の一覧が表示されるので、お持ちの教科書に記載されている会社名を確認して、一致するものを選びましょう。
※教科書が手元にない場合は、インターネットで「〇〇市 小学校 教科書」と検索して調べることもできます。

教科書会社を選択すると教科書対応表がWebブラウザ上で表示されます。

Webブラウザ上で確認しながら使用してももちろん大丈夫ではありますが、できれば印刷して手元に置いておいた方が使いやすいです。

画面をスクロールしていくと各学年の対応表を確認することができます。対応表では教科書のページ数やタイトル、すららの該当ユニットを確認することができます。

次の章では、実際に教科書対応表を使った学習の始め方を解説していきます。

3.教科書対応表を見て実際にやってみよう

では実際に教科書対応表を見ながら実際に学習を始めてみましょう。

今回は例として、5年生の算数(上)「4章かけ算の世界を広げよう」を学校で取り組んでいて、その章をすららで学習したいときの確認方法を解説します。

下の画像が実際の対応表です。学年や教科書の上・下、教科書のページ数やタイトルを確認しましょう。

教科書のタイトルの右側にすらら上のステージ、レッスン、ユニット番号とユニットのタイトルが記載されています。今回の例の場合、「ステージ3レッスン2ユニット2小数×整数」をすららで学習していきます。

まずは「ステージ3」を選択。

次に「レッスン2」を選択。

最後に「ユニット2小数×整数」を選択すれば、学習をスタートできます。

ユニット2には「ユニット2-A」と「ユニット2-B」の2つのユニットがありますが、上から順番(A→Bの順番)にどちらも取り組んでいきましょう。

以上が教科書対応表を使ったすららでの学習方法になります。

始めは慣れないかもしれませんが、慣れてくるとスムーズに選択できるようになりますので、少しずつ慣れていってくださいね。

最後に教科書対応表を使う際の注意点を解説していきます。

4.教科書対応表を使う際の注意点

教科書対応表を使う際の注意点として、

「教科書に合わせてすららが作られている訳ではない」

という部分が挙げられます。

あくまですららは体系的に学べるように作られていて、「教科書に合わせるとしたらここを学ぶといいよ!」ということで教科書対応表が用意されています。

そのため、教科書対応表の順番通りに進めすぎると、すららの順番がばらばらになってしまう場合があります。

例えば、先ほどの教科書対応表に戻って、教科書の「8章整数の性質を調べよう」を見てみてください。

はじめは「ステージ1レッスン3ユニット1」と書いてありますが、その次のユニットは「ユニット3」、さらに続いて「ユニット5」→「ユニット2」→「ユニット4」とすららの順番がばらばらになっていることが分かります。

すららはレクチャーの中にストーリーを持たせていて、学習の始めに一つ前のユニットの復習から入ることも多いので、教科書対応表の順番通りにしすぎると学習効果が薄れてしまう場合があります。

「最大公約数を学び直したい!」といったようにスポットで復習がしたい場合を除き、今回のケースでは「ユニット1」→「ユニット2」→・・・→「ユニット5」というように、すららの順番通りに学習するようにしていきましょう。

「すらら」は、それぞれがどのようにつながっているかを理解できるように、各項目を配列しております。
そのため、各単元内での配列において、教科書の配列と順番が前後している箇所がございます。
断片的な知識習得ではなく、それぞれの有機的つながりを意識した理解を促進するために、レクチャー内容にも一連のストーリーを持たせておりますので、各単元内の学習順は「すらら」の配列順にて進めていただくことをお勧めいたします。
※教科書対応表の「教科書対応表ご利用に当たって」より抜粋

5.まとめ

今回は教科書対応表を使って、学校の授業に合わせてすららを進める方法を解説しました。

本日のまとめ

・すららは無学年式教材なので、すらら上では何年生の内容をやっているか不透明→教科書対応表を活用すれば学校の授業に合わせた学習ができます。

・教科書対応表は「Myすららガイド」か、すららの「ヘルプ画面」からダウンロードしよう

・教科書対応表は印刷しておくと便利

・教科書対応表の順番にこだわり過ぎないように注意が必要

一般的な学年式の教材と比べると、学校の授業に合わせた学習をするのに少し手間と感じるかもしれません。

ただ、使い方に慣れてしまえば学校の予習も、少し前に習った授業の復習も、学年を跨いで遡ることも、自由自在に学ぶことができるのがすららの特徴なので、学校の授業に合わせて学びたい方は、この記事を見て少しずつ教科書対応表を使いこなしていってくださいね。
※見方や使い方が分からないときは、無理せずに担当のすららコーチか、すららネットのカスタマーセンターに相談してみてください。

 

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この記事を書いた人

「すらら導入塾の塾長」としてすららを活用した教室運営&生徒指導をしながら、現役の「すららコーチ」として累計250人以上のご家庭をフォローしてきました。
※すららネットの社員ではありません。


IT業界での経験もあるため、すらら初心者にすららの活用方法を分かりやすく説明したいと思っています。

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